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第126回 北上銀河ロード?! −最終章 夢のECOタウン−
もしかしたら、これまで、被災地の方々の心境を逆なでするような事を
長々と書き綴ってしまったかもしれませんが、まとめとして、被災地の
皆さんの居住地をどうすればいいのか、という大きな課題について 
触れさせてください。

よく言われておりますように、一般論としては 高台に居住地区を造成
するのが正しいと思います。
ただし、その街づくりがどんなコンセプトなのか?
夢のある街づくりなのか?インフラは整備されるのか?・・・
その青写真がしっかりしているのであれば、是非とも高台に移転してほしい!!!

都会のサラリーマンの場合、通勤に平均して1時間以上はかかっています。
いわゆる、職住分離が当たり前になっています。
今回の被災地の方々は、大半、車通勤されていると思われます。
通勤時間はせいぜい、30分くらいで、職と住が接近しているようです。
今回の復興に当たっては、”職住分離”を念頭において頂いては如何でしょうか?!

そして、港には、漁業施設・加工場・油層所・製氷所・・・ を限定して再整備する。
居住地は、住居だけの地域として1箇所1万人くらいの規模でいい。
居住地と働く場所は、軽便鉄道かモノレールで繋ぎましょう。
電気は、働く施設では従来の動力電源を使用する。
居住地の電源は、東北電力に頼らず、
自然エネルギー設備を保有・利用して、電力を確保する。
居住地には、公共設備・学校・病院・地元の市場・商店街・・・を完備し
自宅の庭は菜園とする。
−−−自給自足! 地産地消!−−−を旨とスル
こんな夢みたいなことが実現できたらいいなあ〜〜〜

もちろん、実現のためには、大変な障害・難問があることは、充分承知の上で
敢えて提案させていただきました。

1日も早く復興されることを心から祈念して、
−−−北上銀河ロード−−−を締めくくりたいと思います。
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| ZEN爺 | 全国産地の旅 | comments(0) | trackbacks(0) |
第125回 北上銀河ロード?! −ITとインターネットの技術を活用しよう−
東北人気質といえば?
口数が少なく、純朴で、頑張りやというのが代表的な表現かもしれません。
「 沈黙は金なり 」 「 男は黙って我慢だ 」
「 ぺらぺら喋るやつは信用するな 」 
時代とともに、気質も変わってきてはいるものの、本性は変わっていないような気がします。
私が触れ合ってきた、相馬・仙台・三陸の出身の人たちの心根は、
東北人気質を持っているような気がします。
(私の奥さんをはじめ、身の回りにたくさんの東北人がいるので身贔屓してるかも…)

今回の被災後の、復旧活動をしている姿を拝見していても、
黙々とひたむきに頑張っている(やっぱり、東北人だなあ…とつくづく感心しています。)
でも! でも! 敢えて提案したいんです。

今こそ、未来のために、世界に向けて発信して欲しい!!!
< 自分たちの持っているものを 自分たちの街を 自分たちの心を >

被災地の復興活動の中には、ものすごく大きな情報があります。
あの地域の中には、まだまだイッパイ資産があるじゃないですか。
働く人たちの勤勉さと、きめ細かい人間力も地域の宝物なんですよ。
農業 畜産 漁業 林業 どの一次産業をとっても、昔ながらの伝統技術が
眠っているじゃないですか。みんな素晴らしい資産でしょ!
観光資源だってイッパイあるでしょう!
この際、いろんな情報を集めてみましょうよ。
ありますよ !!!!
 湯治場になってる温泉 短角牛 定置網漁 フカヒレの加工技術
    県花の桐の花 タバコの畑 岩手富士 住田町の湧水
      志津川のイカ漁 仙台平野の涌谷城 石巻のマグロ 金華山
        金華サバ 日本酒( 浦霞 酔仙 一の蔵 南部美人 … )
           松川浦の白浜 原釜の加工屋さん 丸森城
                     ・
                     ・
                     ・
そんな素晴らしい資産を情報化して、蓄積すればいい。 
今の時代、若い人の力を借りれば、「IT」化は簡単ですよ。
先ずは、相馬 石巻 気仙沼 宮古・・・と地域別情報基地を作って、
情報の一元化をしましょう(データベース化)。
これからの時代 地域医療や 地域福祉を実現するためには、
地域単位の情報化は、必然性があるんですよ。
これは被災地だけじゃなくて、グローバルな問題ですから…

この情報基地化の構築は、すなわち世界への情報発信なんですよ。
今のインターネットの技術の進化と普及範囲を考えると、
日本に居ながらにして世界に情報発信ができちゃいますよ。
いろんな産業への展開が見えてきますよね!?

ここにこそ、若い力が必要なんですね!雇用の創出ができます!
わざわざ汚れた都会に行かなくても、美しい自然の中で、
勉強ができて、仕事ができる・・・。素晴らしい未来社会です。

然しながら、 
どんな素晴らしい計画を立て、復興に努力しても、
避けて通れない高いハードルがあります。ーー放射能汚染情報ーー
このハードルを越えるためにも、自らの情報発信が大事なんだと思います。
国からの行政からの情報発信には曖昧さが隠されていて、
消費者たち末端までは真実は伝わってこないじゃないですか!!!
いつまで待っていても、駄目だと思います。
自分たちで、発言しましょう。
 
   「 自分たちの土地は安全なんです 」
   「 自分たちの作った物は美味しいいんです 」
   「 自分たちの作った物は安全なんです 」
   「 自分たちの街は美しいんです 」
             ・
             ・
             ・
   「 放射性物質はこのように検査しました! 」
と、ドンドン繰り返し 繰り返し発信すればいい!!!!
インターネットを活用して、世界に発信する・・・

< 今こそ、今だから、復興特区だから出来るんじゃないでしょうか >

次回は、ECOタウンのお話です・・・
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| ZEN爺 | 全国産地の旅 | comments(0) | trackbacks(0) |
第124回 北上銀河ロード?! −観光特区 北上−
〜〜 匂い優しい白百合の 濡れているよなあの瞳
    想いだすのは 想いだすのは
     北上河原の 月の夜

   銀河の流れ仰ぎつつ 星を数えた君と僕
    想いだすのは 想いだすのは
     北上河原の 星の夜      〜〜

終戦後昭和30年頃に、ラジオから流れてきた挽歌です。
昭和の若者たちの心を振るわせた名曲です。

北上盆地に注ぎ込む川を集め、仙台湾に注ぎ込む北上川・・・
北上の山河に住む人々の想いを乗せてたゆとう流れる北上川・・・
広大な仙台平野を包み込む母なる北上川・・・・

松尾芭蕉の 「奥の細道」
宮沢賢治の 「銀河鉄道物語」
柳田國男の 「遠野物語」
       ・   
       ・
       ・
数々の名作の舞台にもなったみちのくの国には、
美しい山河あり、リアス式海岸の絶景あり、美しい流れ星あり、
海の幸、山の幸あり、何といっても純朴な人々と触れ合いあり・・・
こんな遺産を世界中の人々に、もっともっと見せてあげたいと思いませんか!
世界遺産 平泉・中尊寺もありますが、
観光特区 「 北上銀河ロード 」を作りましょうよ!
北上川から北上山地に続く大動脈を高速道路にして、
石巻 雄勝 志津川 気仙沼 陸前高田 宮古 釜石 久慈
に続く支線を東西に張り巡らせ、
気仙沼にはローカル空港を整備するんです。
忘れてはならないのは、海からの大型客船の呼び込みです。
海からは、リアス式海岸の風景を楽しみにしたらいいんじゃないですか?!
海から山から夜の銀河観賞なんか素晴らしいんじゃないですか?!
温泉も掘れば、十分出てくると思います。
観光地としてのインフラ整備は時間と金が掛かりますが、
観光特区としての特権を活かして、じっくり取り掛かったら 
十分に可能なのではないでしょうか。

観光地として、成功させるためにもうひとつ大事なことがあります。
それは 食事! おいしい食事ですよね!
提案があります。
気仙沼に、チャイナタウンを
宮古・釜石に、イタリアン食堂を
石巻・南三陸に、お寿司屋村を

箱物・人材・食材は時間をかけて徹底的に追求する。
 ・本格的料理人の育成と 
 ・本格的なサービス技術の習得と
 ・新鮮な地物の食材にこだわる

――世界一おいしいチャイナタウン・気仙沼――
   (私の夢のキャッチコピーです)
新鮮なフカヒレがあります、ホタテもあります、干し鮑あり、
   マダラあり、白身魚あり!
新鮮な野菜やキノコ・・・山の幸あり、
地元の塩や味噌や酒や調味料はまだまだ眠ってます。
これだけ揃えば、中華料理は何でもできるはずです!!!

そして、観光とグルメの町「北上銀河ロード」を世界に発信しませんか。
あと、3〜4年後には復興費も底を付いてしまいます。
世界の人々が、観光とグルメのためにやってくる、
ドル ユーロ 元・・・外貨をいっぱい持ってくる、
貿易収支の赤字の解消も夢じゃない ! 

―――― 日本の経済復興は「 北上銀河ロード 」から――――
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第123回 北上銀河ロード?! −水産物加工流通基地−
いまだ復旧もおぼつかない、気仙沼・石巻・南三陸の被災地で、
私ごとき”よそ者”が勝手な講釈を並べ立てましたこと、汗顔のいたりです。

然しながら、あれから1年経っても 復興省が設立されただけで、
国や地方の行政がダイナミックに動き出せないのはなぜなんだろう! 
今のままでは、10年後のあるべき姿が何も見えないではないか!
誰が被災地の復興を主導した行くんだろう!
このまま復興予算を淡々と消化していくだけなのか!
               ・
               ・
               ・

「 これからの漁業経営を考える 」というテーマを頂きましたので、
まずは、「水産加工流通基地 構想」を提言しましょう。
仙台湾から岩手県の三陸一帯まで、震災前まで200〜300くらいの港が
点在していたようです。リアス式海岸になっているため、一つ一つの港は、
かなり規模の小さい漁港ばかりで、大型漁船が入れないような港ばっかりです。
漁師さんも一漁港あたり20〜30人というところが多く、
漁船もせいぜい10トンくらいの規模なようです。
しかも漁師さんの高齢化がドンドン進んでいて、水揚げ高も減少の一途なんです。
獲って来た魚も、冷凍・冷蔵設備が小さいので、
近くの大きな港まで運んでゆかなければならない。
壊れた船の修理も遠くの造船所にもって行かなければならない。
漁具も大きな港まで買いに行かなければならない。
油も遠くまで給油しに行かなくちゃならない。

こんな現状を考えたとき、水揚げの漁港は集約すべきなんじゃないでしょうか・・・
( 苦しんでいる漁師さんには怒られるかもしれません。・・・でも!でも!)
これから、港の港湾工事や海の清掃工事をしなければならない。
崩壊した船着場を再建しなくちゃならない。
造船所や 冷凍設備 加工場 製油所 漁具屋・・・も併設しないといけない。

それやこれや考えると、やはり水揚げ港は集約したほうが、
とても合理的だと思います。しかも安全な漁が保証されるんじゃないでしょうか。
  
  気仙沼、石巻、宮古、釜石・・・には昔ながらの水産加工技術がありますよね。
  世界に冠たる素晴らしい加工技術だと思います。
  この技術を伝承できれば、技術輸出も可能じゃないですか。
  小さな港単位では、この付加価値ももったいないじゃないですか。
  思い切って大きくしたほうが競争力も付きますよ。

例えば、例えばですよ、
塩釜 松島 石巻 女川 雄勝 志津川 気仙沼 陸前高田 釜石 宮古
このくらいに絞り、集中して!早期に!復興費の投入を実行すべし!!!!

当然、この港湾復興には、道路や電気 水道・・・等々インフラ整備も大きな問題です。
このときには、復興特区としての独裁権限を発揮してもいいじゃないですか。
国や地方の従来の法律や権限に縛られていたら実現できません。
こんなときこそ、天皇陛下勅命で「復興特区 区長」を任命したらいいじゃないですか。
民間の鋭い経営感覚を持った方が、適任だと思います。

平和な時に、古い「しきたり」をぶち壊し、新しい体系を創るのは、とても難しいけど、自然の威力で、旧来の形が壊れてしまった今こそ、新しい仕組みを創るべきだと思います。
復興特区という旗を、最大限活用すればいいじゃないですか!!

次に大きな問題は、
せっかくいい商品が生産できても物流の時間とコストが掛かり過ぎては意味が無くなります。
まず、物流時間を短縮するためには、ヤッパリ飛行機でしょ。
仙台空港を大いに活用すれば解決するはずです。

  仙台  →→ 札幌
           羽田
           名古屋
           大阪
           広島
           博多
  仙台  →→ 香港
           上海
           シンガポール
           ヨロッパ 諸国
           アメリカ
           ロシア

貨物輸送便をドンドン飛ばしたらいいじゃないですか。
国際便もドンドン飛ばしたらいいでしょう。
ただし、仙台と三陸は距離がありますので、気仙沼辺りにローカル空港を造ったらどうですか!!!
もう一つの問題は エアー便はコストが掛かり過ぎる事ですが、そこで必要なことは復興予算の活用ですよ。
このエアーコストを復興期間10年に限って、復興費で半分補助したらどうですか!!!

スピーディーに且つローコストで輸送できれば商品価値も倍増できる。
さらには、世界の競争価格にも勝てるじゃないですか。

復興費は使いますが、片っ方では輸出拡大による外貨獲得というメリットが享受できるじゃないですか。
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第122回 北上銀河ロード?! −序章−
300日間の長い眠りから醒めて、今日は平成24年3月13日・・・
あらためて犠牲者の方々のご冥福をお祈り申し上げます。
  
夢の中でも被災地の復旧活動が心配でたまらなかった。
たまたま、「 被災地のこれからの漁業経営を考える 」という
講演会の講師に招かれましたので、
被災地 石巻〜南三陸〜気仙沼の一人旅をしてきました。
この目で確かな復興の光を見たかった。
被災地の皆様と希望の会話がしたかった。

やっぱり何も変わっていないじゃないか!!!
南三陸の浜辺で、年老いた漁師さんが暮れなずむ海を眺めながら重い口を開いた。
「何にも変わっていねえ〜だよ! あれから・・・・・」
「おらの家は、土台と骨組みだけだよ! ホラッ 見てみろ あそこだ!」
「自衛隊さんがけえったから(帰ってから) そのまんまだよ」
「いまさら 船も買えね〜よ 家も買えね〜よ!」
「何が復興だ!!! 誰がそったらこと信じられっかよ!!!」
「それが知りてーよ 10年後はどうなるだか? 」
「いつになったら漁に出られっか? わからね〜だよ」
「ま〜だ 海の中は真っ黒だ! 瓦礫がいっぺ〜だ。」
「岸壁だって、見ろ! あんなに沈下しまってるだよ。」
「作業場(牡蠣剥き工場)も冷凍庫も何にもなくなっちまっただよ。」

リアス式の三陸の海岸線は、小さな集落が次々と続いていている。
志津川〜清水浜〜歌津浜〜階上〜・・・(気仙沼まででも 20や30の浜が続いている)
どの部落を見ても、崩壊したままだ!瓦礫が散乱したままだ。
作業するクレーンもブルドーザーも何一つ見えない。
ときどき 軽自動車がデコボコ道をゆっくり走るだけで、
人影はほとんど見えない・・・・・
元の街並みはどうなっていたんだろう・・・・・
石巻・気仙沼などなど、大きな町の映像はテレビで見えるから少しづつ復興も始まってるようだが、忘れられたこの集落には、いつになったら復興の手が付けられるんだろう?

ホテルの窓から眺める海は、穏やかでやさしそうだ。
ボンヤリとかすかに見える街並みの灯りが、心に沁みる。
明日の講演会のストーリーに思いを回らせながら、
夕食後、宿のマッサージさんとくつろぎ、地元の声を聞いてみた。

 「 <被災地のこれからの漁業経営を考える>っていう講演会の講師に
    呼ばれたんですよ。 」

 「ずいぶん立派な話ですね! でも、ここらの漁師さんは何も先のことなんか考えてないよ! 
  また元の牡蠣とホタテと、銀鮭の養殖棚を作り変えようとしてるだけだよ。

  この目の前の海が、震災前と同じヘドロの海に戻るだけだよ!
  折角、津波のお陰で綺麗な海に戻ったんだからさ、
  昔みたいな漁をしたらいいのにさ!志津川の蛸といえば明石の蛸より美味いんだよ!
  ナメタ鰈だって アイナメだって ヒラメだって ウニだって スルメいかだって。

  一番は、吉次が最高だよな!
  震災前にはさ、観光客も結構増えていたんですよ!でも、何を目玉にしてたと思う?
  海に養殖棚がイッパイ浮かんでる景色を売り物にしてたんだよ!!! 」

 「私も、去年の5月に来たときに正直、
  これでこの海に魚がもどってくるな〜と一瞬期待しましたよ!
  昼間、明るいうちに浜辺をず〜と車を走らせたけど、だ〜れもいなかったよ。
  みんな何処へ行っちまったの????????」

 「増田さん、私は子供の頃に眼が見えなくなっちまったんで、
  今は何も見えないんですよ・・・
  でもね、今ね、ここにいる人たちはみんな目の前のことしか見えなくなっているのさ。
  私と同じだね!?他所のことや、隣の畑や、山の上のことや、町全体のことや・・・・   
  ましてや、1年先も見えてないのよ !!?
  ヤッパリ、下ばっかり見てちゃ駄目だよね。上の方から町全体や農家の事や
  道路のことや他の被災地の事や色んなことを見てみなくっちゃ!
  私は目盲だからよく見えるよ!不思議だね? 」

非常に参考になりました。
翌日の講演会で、この方の言葉を引用させていただきました。
私の復興計画の骨子作りに大いに参考になりました。

次回のタイトルは、
いよいよ壮大な宮城・三陸震災復興計画『 北上銀河ロード 』 
を語らせていただきます。
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